|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
*10月22日* 恵みごとTopへ→ + 飛行機に乗って一番最初にしたのはお祈りです。落ちないように、というのは勿論なんだけど、やっぱり、お義父さんと10日うまくやっていけるように!というのが一番です。自分だけの力だけで、なんとかうまくやろうとするのは難しいのです。結局、我慢して色々な事を溜め込んでしまって、あとで余計に爆発しちゃうもの。だから、そこの部分は全部神様に預けて委ねる事にしました。が、しかし。委ねるっていうのも、もっと難しい〜!というのを後で思い知る事となるのでした…。 + 10時間以上飛行機に乗って着いた最初の都市はトロント。そう、アメリカとの境で、ナイアガラのある所です。まずはレンタカーを借りて、ホテルを探します。そんな事はさっさと済まして、早く自然や町並みを堪能したい私達なのですが、お義父さんの「どっちがバリューかチェック」が入ります。500円位の差なら、もう、どっちでもいいじゃん、時間の方がもったいない!というタイプの私には考えつかない程、時間をかけてどのレンタルカー会社にするか悩み、細かく指示をだして交渉にいかされました。1.5時間位たって、もういい加減にして下さい、これ以上の事は自分でやって下さい!って言ってやろうかなー(まあ、実際には言えないんだけど)、と思い始めた時、やっと、その中の一社に決まったのでした。やれやれ。 + 気分を切り替えて、一同、レンタカーに乗り込み、ホテルへ荷物を置きにいきます。彼&お義母さんが、「今の所、スムーズにすすんでいるね!」と言い合っていて、びっくりしました。毎回、こんな調子の旅行のようです。色んな家族がいるんだなーとぼんやりした頭で思いました。なんだかぐったり疲れました。荷物を置いて、食事をし、ナイアガラを見に行きました。まだ、ぎりぎりライトアップの時間に間に合いそうだたので、夜の町を急ぎました。滝にはまだまだ遠いのに、滝が落ちる事によってあがる細かいミストが町中を包んでいます。自然の力を思い知らされます。ライトアップされた滝はとっても綺麗で、私の暗い気分もいっぺんで吹き飛んでしまいました。明日は、明るい所でたっぷり見たいな♪神様、こんなすごい景色を見せてくれて&創ってくれてありがとう!すっかり気分をよくして、スキップしてホテルまで戻る私なのでした。 |
*10月23日* 恵みごとTopへ→ + さて、すごい自然を満喫した後は、郊外のアイスワインのワイナリーを見にいく事に。車に乗りみ、いざ出発!ふと道路を見ると、「→U.S.A」の標識が。あ、そうだ、ここは、N.Yとお隣同士なんだっけ!「ねえねえ、そっちはアメリカだから行っちゃだめだよ」という言葉も滝の大音量にかき消され、行ってきました。N.Yへ。かな〜りドキドキしましたが、つたない英語で事情を説明して、手続きに小1時間程かかったけど、なんとかカナダへもどってこれました。ふうー。思い返すと、おかしいけど、その時は必死でした。お義父さんもお義母さんも、びっくりして大人しくなってました…。 + さて、気を取り直して、いざワイナリ−へ!とってものどかな湖のある町で、丁度ハロウィン前だったのでそれぞれの家のディスプレイがとってもかわいい!生活の中の行事を大事にしてスローライフをを楽しんでいるんだなあ、と思いました。それと教会の数がとても多い!15軒ごとに教会がある感じでした。ワイナリーもとても素敵で、アイスワインがどうやって出来るのかを見ました。1年のうち収穫できるのは1日だけ。寒さで氷結したぶどうを手で刈り取って、その後すぐ一気にしぼらなくてはならないそうです。こんな時代に全部手作業、しかも、収穫が1日しかない為に、もし、それが失敗したら…と、とてもリスクが高いワインなんですって。そういえば、日本でも、とっても小さいアイスワインのビンが1万円位で売られていたのを思いだしました。そうか、そんなに大変な行程の中で産まれたワイン、一体、どんな味なのか試飲させて頂いたら、とっても甘い、デザートワインでした。栽培している2種類のぶどうの両方を飲ませて頂いて、すっかりアイスワインファンになってしまいました。勿論、お土産に何本か購入しちゃいました。 + ワイナリーで思ったより時間を過ごしてしまった為、やや急ぎ足で空港へ向います。明朝7時半の便で赤毛のアンの町、シャーロットタウンへ飛び立つので(やった!)、空港の近くにホテルを取らなければいけなかったのです。この旅行で、きちんとホテルを予約してあるのは3日だけ。初めていく土地でこういう経験をするのは初めてなので、気分的にちょっとまいりました。何度か、ホテルは全部取っておきませんか?と提案はしたのですが、お義父さんの「向こうついてから探せばいいだろ」の一言で、はい、終わり。しか〜し!昨日、インフォメーションで念のため聞いておいたホテルがあるから、なんとかなるでしょう!(昨日中に、予約をしたかったんだけど、お義父さんに、「もっと安い所があったらもったいないから取らなくていい」と言われてしまいました。)結論から言うと、その日、私達は飛行場に泊まる事になります。結局、昨日、調べておいたホテルが底値で、今からとれる所はもう少し(っていっても2000円くらいだよ)高くなるので、お義父さんの許可がおりなかったのです。私達夫婦だけで、泊まりにいく事はできたけど、それではあまりにお義母さんがかわいそうで、留まる事を決心しました。もう、何も考えられない位疲れてしまって、皆で座り込んでいると、お義父さん意外の3人は誰からともなく、「ごめんね」「こちらこそ、ごめんね」。皆、違う意味での「ごめんね」だったけど、いたわりあって過ごしました。普段、本当に何気なく「神様、今日の糧をありがとうございます」なんて祈っているけど、いつも、食事ができたり、住む家があったりするのが、当たり前じゃないんだという事に気付きました。空港の堅いベンチで、腰がとっても痛くなっちゃったけれど、これを気付かせてくれた事と日本にあるアパートメントの事を感謝しました。 |
*10月24日* 恵みごとTopへ→ + 夕食はロブスターを食べにいきました。周り中海なのでお魚やロブスターが有名みたい。私もだんなさんも、ロブスターはそんなに大好物!っていう訳じゃないけれど、クラムチャウダ−が大好きなので、トライしてみたら、はまぐりみたいなあさりがもりもり入っていて、びっくり!とてもボリュームがあっておいしかったです。お義父さんもたくさんロブスターを食べて満足気でした。夜はベッドで眠る事が出来てすごく嬉しかったですよ、勿論。ふかふかでした♪ + 翌朝、フルーツやパンとコーヒーの簡単な朝食を頂いて、ゆっくりとチェックアウトの準備をしている時にそれはおこりました。夫が口笛でワーシップソングを吹きはじめたのです。夫はクリスチャンではないので、その曲を知るはずもないのですが、吹いていました。ドキドキして、すっとぼけながら「その曲なあに?」と尋ねたら、ん?という顔をして、「あれ?なんだろう。知らない曲だなあ」と言っていました。不思議だなー、と思いました。でもすごくいい気分になりました。今日一日、御機嫌ですごせそうな予感です。 |
*10月25日* 恵みごとTopへ→ + セーター屋さんにつくと、なんとなく目星はつけてあったのか10分位で品物は決まり、重いからここから日本へ発送してくれるか聞いてくれ、というので、セーター屋さんのおじさんに訪ねると、OKとの事。お義父さんにその旨伝えると、親戚の子の結婚祝いにペアで贈るってあげるとのこと。なんだ!お義父さん、いい人じゃない!今まで疎ましく思ってしまってごめんなさい。。。じゃ、ちゃっちゃと会計を済ませて、アンの元へ行きましょう!…ところが、「送り先の住所がわからない」。ん?「メモしてくるのを忘れて出発したから」。ああ…。じゃ、しかたないですね…。「今から日本に電話して聞いてくれ」。お義父さん、今、日本は真夜中ですよ…。一同が黙り込む中、全くその場を動こうとしないお義父さん。その途端、夫は店を飛び出して電話を探しに。今まで何度も、こういう光景は見てきて、お義父さんがこうなったのは家族が甘やかしているせいもある、と思ってきたけど、いざ自分がこの場に立ってみると、早くお義父さんの希望を叶えないと、結局、自分が大変な目にあうというのがわかりました。今日の場合は、早くアンの所へ行きたいので、協力するけど次はないぜ、と思いつつ、私も電話を探しに外へ出ました。が、ここは田舎町。数軒のお店(しかもシーズンオフで半分しまっている)を廻りましたが、国際電話をかけられる公衆電話はゼロ。夫も私も走り回ってへとへとで帰ってくると、セーター屋さんのおじさんとその弟さんが心配そうに、「大丈夫?」。事情を説明して、長居を詫びると、ご親切にお店の電話を貸して下さいました。うわ〜ん、ありがとう、セーターブラザーズ。しかし、電話は通じず、住所はわかりませんでした。少し、怒りはじめた夫が有無を言わさない感じで、「これ以上は時間がもったいないし、送れるようにだけパッキングしてもらって、後で住所がわかってから郵便局で出そうよ」と言ってくれたので、ちょっと助かりました。しかし、会計の時に、問題が!この時、お店の1/3の商品は50%OFFになっていて、お義父さんは自分の選んだ商品もそうだと思っていたのですが、実はセール対象外商品だったのです。(お義父さんの名誉の為に言っておきますが、100%ウールの手編み商品の為、50%OFFでもいいお値段でした)お義父さんは、また、無言で抵抗を始めてしまいました。また、1から出直しです…。途方に暮れていると、セーターブラザースは、何を思ったか、「わかった、50%OFFでいいです」。急に御機嫌になるお義父さん。恥ずかしい、私達。帰りに小さな声で、「大変だね、頑張ってね」と送り出してくれたセーターブラザーズ。小さなお店なのに2時間も居座ってごめんなさい。あなたたちのご親切にはとても感謝しています…。 + 気を取り直して、グリーンゲーブルへ。本当に素敵でした。物語りにでてくる恋人たちの小みちやおばけの森も歩いてきましたよ〜。物語りの中の家のモデルになった、モンゴメリのおばさんの家の中も見てきました。 + 今夜も、宿探しに苦労しました。誰もが疲れきって不機嫌になった頃にやっとみつかりました。120年前の建物で、お部屋の家具やディスプレイもアンティークのお部屋。ベッドも赤いビロードのカバーや金縁の刺繍が施されたクッションなどお姫さまの部屋みたいな感じでしたが、なんだか疲れてしまい、はしゃぐ気にもなれませんでした。家族は、アンティークの骨董品などを、宿主に見せてもらっているようでしたが、それに参加する元気がでません。お義父さんと旅を続ける自信が全然なくなってしまいました。夫の事も、この事態を黙認しているのか、本当に何も感じないのか分かりませんが、よくわからなくなってしまいました。なんだか悲しくて、祈る力もなくなってしまいました。ベッドの上でごろごろしていると、心の声が聞こえました。「委ねる、委ねる、って言って、結局自分の力でうまくやろうとしてないかい?」はい、そうです。努力していました。「旅行を楽しめない位、お義父さんの事ばかり、考えているよね」はい、そうです、お義父さんに支配されてるのかも。「本心を聞かせてごらん」本当は、お義とうさんとうまくやっていきたいなんて、思ってません、何か問題をおこさないでほしいと思ってるんです、家族を振り回して平気でいるお義父さんなんか嫌いです…。その後、しくしく泣いてしまいました。暫くして、気持ちが落ち着くと、お義母さんの事を思いました。ほんわかマイペースで天然だと思っていたけど、お義父さんと生活していっているんだもんなー。ピュアだし、前向きで、明るく、小さな事にも心から喜べる、素敵な人だったんだなあ。お義母さんってえらいなあー。考えながら、眠くなってきたので、このまま寝てしまう事にしました。本心をさらけ出して幾分すっきりしたのと疲れきっていたので、めずらしくすぐ寝てしまったようです。なんだかお化けが出そうなお部屋だけど、お化けさん、起こさないでくださいね…。 |
*10月26日* 恵みごとTopへ→ + 宿を出て、車を走らせると、シャーロットタウンへ向いました。大学や市庁舎などがあって、グリーンゲーブルズよりちょっとだけ都会です。郵便局を探して、例のセーターを送り、ぶらぶら町を散歩しました。この島ともあと少しでお別れ、今日の夜にはモントリオールに着いているはずです。 + モントリオールはこの旅で一番の都会。夜、飛行場についた途端、今までとは違うせわしなさを感じます。今から宿探しが待っていますが、皆、慣れてきてきちんと役割分担通りに動きます。夫とお義父さんがめぼしい宿を探し、いくつかピックアップしたら、夫と私にバトンタッチで予約の電話を入れたり値段の交渉をする。お義母さんはその間荷物番をしている。こんな感じです。今夜も、小一時間程して夫とお義父さんが各々ホテルのパンフを持って戻って来て、立地やサービスから「どっちがバリューかチェック」タイムに入りました。私は昨日、無理してお義父さんを好きにならなくてもいいという結論に達してから、本当に気持ちが楽になり、今まで時間の方がもったいないと思っていたこの作業も、「あ〜あ、またはじまっちゃったんだ、ご苦労様」と思えるようになっていました。しかし、夫は逆でした。もう、この作業はいやだ!という感じで20$OFFチケットがついていたホテルに決めてしまいました。勿論、1名を除いて、異義なしでしたが。 + タクシーの運転手がくわえタバコの柄が悪い感じの人だったので、先にこみこみで40$で言ってくれるように交渉してからホテルに向いました。夫が単語とアクションだけで伝えていて、すごく面白かったです。40$にしたのは、空港で家族待ちをしていた父娘が私達がホテルのパンフを片手にやいのやいのやっているのを見て、親切に、地図上にホテルの場所を示してくれて、「タクシーで40$以内でつける場所だよ」と教えてくれたからです。ホテルに着いてお金を払うと、「40$+チップだよ」というので、夫は「約束違うよ」。すったもんだあって、夫が折れないので、ものすごく罵られました。私はあんなにものすごい剣幕で怒るという事は、あのあじさん、すごく損しちゃったんじゃないかなーと思って、後味が悪くなってしまいました。 + ホテルで荷物をおろし、夫と私は町へ遅めの夕食をとりにいく事に。義両親を誘いましたが、部屋に隠ってしまったので、この旅行中、唯一2人きりで出かけられた日でした。2人ともうきうきして、「今度は2人だけで行こうね♪」と確認しあいました。12時頃まで遊んで、ホテルに戻ったら、お義母さんが部屋に遊びにきました。コーヒーを飲みながら、どうして一緒に夕食にいかれなかったかを話してくれました。要するに、ホテルを一ケ所しか見ないで決めた事に腹をたてたお義父さんがヘソを曲げてしまったらしいのですが、「そんな訳で感じ悪くしちゃってごめんね、でもパパさんはもうちょっといいホテルがあったらそっちに行きたいと思ってたんだよ」と言いにくるお義母さんは、すごいな、と思いました。お義父さんのフォローをちゃんと嫌味じゃなく出来るんだもの。見習いたいなーと思いました。愛だな−と思いました。しかし、密かにお義父さんに「思った事は口に出して言ってもらわないと分からないよ」と言ってやる!と誓いました。なんだか、今日も疲れたけど、お義母さんがいてくれてよかったな〜、さあ、寝よ寝よ!と寝仕度を始めたら、何故かあのタクシーの運転手さんの事を思い出して、ああ、悪い事しちゃったのかなーと罪悪感モードへと突入していましました。だけど神様は明日、きちんとこの罪悪感を取り除いてくれる出来事を用意してくれてたの! |
*10月27日* 恵みごとTopへ→ + 宿を出て、車を走らせると、シャーロットタウンへ向いました。大学や市庁舎などがあって、グリーンゲーブルズよりちょっとだけ都会です。郵便局を探して、例のセーターを送り、ぶらぶら町を散歩しました。この島ともあと少しでお別れ、今日の夜にはモントリオールに着いているはずです。 + モントリオールはこの旅で一番の都会。夜、飛行場についた途端、今までとは違うせわしなさを感じます。今から宿探しが待っていますが、皆、慣れてきてきちんと役割分担通りに動きます。夫とお義父さんがめぼしい宿を探し、いくつかピックアップしたら、夫と私にバトンタッチで予約の電話を入れたり値段の交渉をする。お義母さんはその間荷物番をしている。こんな感じです。今夜も、小一時間程して夫とお義父さんが各々ホテルのパンフを持って戻って来て、立地やサービスから「どっちがバリューかチェック」タイムに入りました。私は昨日、無理してお義父さんを好きにならなくてもいいという結論に達してから、本当に気持ちが楽になり、今まで時間の方がもったいないと思っていたこの作業も、「あ〜あ、またはじまっちゃったんだ、ご苦労様」と思えるようになっていました。しかし、夫は逆でした。もう、この作業はいやだ!という感じで20$OFFチケットがついていたホテルに決めてしまいました。勿論、1名を除いて、異義なしでしたが。 + タクシーの運転手がくわえタバコの柄が悪い感じの人だったので、先にこみこみで40$で言ってくれるように交渉してからホテルに向いました。夫が単語とアクションだけで伝えていて、すごく面白かったです。40$にしたのは、空港で家族待ちをしていた父娘が私達がホテルのパンフを片手にやいのやいのやっているのを見て、親切に、地図上にホテルの場所を示してくれて、「タクシーで40$以内でつける場所だよ」と教えてくれたからです。ホテルに着いてお金を払うと、「40$+チップだよ」というので、夫は「約束違うよ」。すったもんだあって、夫が折れないので、ものすごく罵られました。私はあんなにものすごい剣幕で怒るという事は、あのあじさん、すごく損しちゃったんじゃないかなーと思って、後味が悪くなってしまいました。 + ホテルで荷物をおろし、夫と私は町へ遅めの夕食をとりにいく事に。義両親を誘いましたが、部屋に隠ってしまったので、この旅行中、唯一2人きりで出かけられた日でした。2人ともうきうきして、「今度は2人だけで行こうね♪」と確認しあいました。12時頃まで遊んで、ホテルに戻ったら、お義母さんが部屋に遊びにきました。コーヒーを飲みながら、どうして一緒に夕食にいかれなかったかを話してくれました。要するに、ホテルを一ケ所しか見ないで決めた事に腹をたてたお義父さんがヘソを曲げてしまったらしいのですが、「そんな訳で感じ悪くしちゃってごめんね、でもパパさんはもうちょっといいホテルがあったらそっちに行きたいと思ってたんだよ」と言いにくるお義母さんは、すごいな、と思いました。お義父さんのフォローをちゃんと嫌味じゃなく出来るんだもの。見習いたいなーと思いました。愛だな−と思いました。しかし、密かにお義父さんに「思った事は口に出して言ってもらわないと分からないよ」と言ってやる!と誓いました。なんだか、今日も疲れたけど、お義母さんがいてくれてよかったな〜、さあ、寝よ寝よ!と寝仕度を始めたら、何故かあのタクシーの運転手さんの事を思い出して、ああ、悪い事しちゃったのかなーと罪悪感モードへと突入していましました。だけど神様は明日、きちんとこの罪悪感を取り除いてくれる出来事を用意してくれてたの! |
*10月28日* 恵みごとTopへ→ + 空港へ向うタクシーを捕まえると、黒人の親切そうな運転手さんでした。中に乗り込み、窓のステッカーを見ると「市内から空港まで$31.5」とありました。ああ!!なんだー、昨日の運転手さんに罪悪感を感じる必要なかったんだ!!私はず〜っと気になっていたので本当にほっとしました。 + モントリオールからカルガリーまでは5H位飛行機に乗っていたはずなのに、カルガリーについたら3Hしか時間が過ぎていませんでした。本当にカナダって大きいんだなと感じました。国内で時差があるなんてちょっとした時間旅行です。そしていつものように1.5時間のレンタルカー交渉タイムがあって、(いや、もう慣れたよ)結局やめてタクシーでホテルまで行きました。さて、今日のホテルはすごいですよ〜。(私は恐らくこの日になった円形脱毛症が、今なおりつつあるところです。やっと5センチ程髪がのびてきました)今日はなんと4名1室です。しかも、1ルームにダブルベッド2台です。お風呂も洗面もトイレも勿論1つです。自分の両親とでさえ同室はどうかなと思うのですがもう今さら何を言ってもね…。本当に参りました…。お話する気にもなれません。 |
*10月29日* 恵みごとTopへ→ + シャトー・レイクルイーズはとっても素敵でした。今回の旅ではじめてボーイが出て来ました。レストランやショッピングモールも大きいのですが、下品な感じにならないのは周り中の自然のせいでしょうか。国立公園の中なので角の生えた大きな動物とか、記念物になっているような野生動物に会えないかなーとワクワクしました。(下はすっかり冬景色の図) |
*10月30日* 恵みごとTopへ→ + 朝食は食べずに、4人で湖畔をぶらぶらお散歩しました。猛烈に寒かった!ほっぺがもげるかと思った!湖は薄氷がはっているようにみえたので、石をなげて割ってみる事に。(子供か!)ところが、思ったより厚く、全然割れません。透明度が高いので薄く見えたけど、実際は物凄く厚かったみたい。ホテルをチェックアウトした後は、お義母さんのリクエスト、エメラルド湖を目指しました。 + 私は、どうしても角の生えたトナカイみたいな鹿とか、天然記念物の動物達に会いたかったので、車中ずーっと「神様、ここまで来たから、今まであった事のないWILD LIFEに会ってみたいです!お願いです、あわして下さい」と祈っていました。そ・し・た・ら!!メスだったけど、ホワイト・テールのファミリーに会う事ができたのです。やった〜、神様感謝します! + エメラルド湖を目指すも、何度も道に迷ってしまい、ガスも少なくなってしまったので断念。でも、お義母さんの希望をなんとかかなえてあげようとするお義父さんの姿を見て、「ああ、大事な人には一生懸命できるんだな」と感心。新たな一面を発見です。 |
左は使い勝手のよかったキッチン(夫&お義母さん)。右はゴージャス寝室!フカフカでした♪ + 今夜は寝室が別々だった為に、久しぶりにリラックスして眠る事ができました。はぁ〜、極楽です。着替えも思いっきりできるし、楽ちん楽ちん♪ + これで、この旅は終りです。私の新しい家族は本当になんというか、ユニークな人達ですが、この旅を通して、色々素敵なところを発見する事ができました。本当に恵みいっぱいでした。忍耐も養われたし、神様、こんな計画を与えて下さってありがとう! + おまけですが、先日、お義父さんから、「麗子さん(私の名前です)来年はどこいく?」私「…」。 |